保育・教育の心は〈 啐啄同時 〉
目指す姿は〈自立自創〉
啐啄同時(そつたくどうじ)とは
長い間の親どりの温もりで、やがて雛が
かえるとき雛は自力で殻を破る努力を
はじめます。コヅコヅコヅ幼い力を
振り絞り卵の内から殻を啐ばみます。
羽根の下からその気配を感じた親どりは
その時、すかさず外から卵の殻を
啄みます。やがて殻は破れその中から
無限の可能性を秘めた新しい生命が
生まれ出ます。この言葉の中に保育の
心があると思います。